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鎌倉野菜の美味しさに迫る

こだわりの野菜を使ったレストランやカフェのメニューなど、都内でも目にすることが多く、伝統的なブランド野菜としてのイメージが強い「鎌倉野菜」。
東京から電車で1時間程度の距離でありながら、種類も豊富で力強い野菜を育む鎌倉の地に一体どんな秘密があるのか、都内のシェフたちが魅せられる野菜の魅力はなんなのか、鎌倉野菜の本質を探るべく鎌倉に行ってきました。

市民に愛される地元の台所

今回訪ねたのは、鎌倉野菜を中心となって盛り上げてきた農家さんたちが集まる、鎌倉市民の台所的存在「鎌倉市農協連即売所(通称:レンバイ)」。ここで扱う全ての野菜が鎌倉野菜として認定されています。
鎌倉の駅前から鶴岡八幡宮の参道へ出て、由比ヶ浜に向かって5分ほど歩くと見えてくる市場には、朝8時にはその日の担当農家さんが揃い、すでにお客さんもいっぱいで活気に溢れた声が聞こえていました。中に入ると観光客の数はあまり多くなく、目立つのはプロの料理人らしき方や主婦の方ばかり。地元の方に愛されているのがよくわかります。

レンバイの組合長である内海昭浩さんにお話しをお伺いすると、内海さんをはじめ、この市場の農家さんたちはみなさん、2代、3代と親子、孫の世代までレンバイに野菜を出し続けている農家さんなのだそうです。また、お店側だけでなくお客さんも、親子3代で買い物に来てくれている方もいらっしゃるのだとか。
そうした常連さんとの会話の中で野菜の新しい食べ方や料理のしかたを教えてもらうこともあるとのこと。レンバイはそうした地元鎌倉の方に支えられて来たのだと語る内海さん。

鎌倉の四季を伝え続ける80年

レンバイの発足は昭和3年。鎌倉在住の農家さんがそれぞれで引き売りをしていたところ、外国人牧師から「ヨーロッパでは、農家が自分で生産した野菜を決まった場所で直接消費者に販売している」という話を聞いたのをきっかけに、鶴岡八幡宮の参道付近で野菜の直売を行なったのが始まりだったそうです。

その後、何度か移転を繰り返して現在の場所に収まるまでに、生産者の方も息子さん、お孫さんへと代替わりしました。

発足当時、鎌倉市、横浜市という現在の行政区がなかく、当時から出店している旧鎌倉郡(現在の鎌倉市内と横浜市長尾台町)の地域の農家さんで今も運営されています。

また、現在、レンバイで野菜を販売する組合員のみなさんは鎌倉ブランド会議(※1)に登録されていて、鎌倉市が認定する「鎌倉やさい」(※2)ブランドの守り手の一人。

取材に伺ったのはちょうど鎌倉にもホタルが飛び始める蒸し暑い夏のはじめの日。時を同じくして鎌倉ではトマトやズッキーニなどの夏野菜も採れ始めていました。
レンバイでは、鎌倉でできた旬の新鮮な野菜を並べているという内海さん。市場に並ぶ野菜を通じて、こうした鎌倉の四季の変化を感じてもらうことを何よりも大事にされているのがお話しの中からも伝わってきました。

※1 鎌倉市内と横浜市長尾台町で生産される「鎌倉やさい」という農産物のブランド化を計る為に平成5年に発足した団体。現在71軒の農家が登録している。
※2 鎌倉市内と横浜市長尾台町で71軒の農家により生産される野菜として平成23年に商標登録された地域ブランド。

鎌倉の食コミュニティが育てる市場

地元の料理人の方の中には、特に買い物をする必要がない日でもレンバイには立ち寄るようにして、旬の野菜をチェックしたり生産者の方と情報交換をしたりするという方もいらっしゃいました。

一年を通じて、毎日同じものを食べるのではなく、四季によって変化する野菜の味わいや種類からも、鎌倉の季節を感じてもらいたい。そう願う農家さんの想いは、料理人の方にもしっかりと伝わり、料理としてお客さんの口まで届いていることが伝わってきます。

もともと、直売により農家さんが生計を立てていた鎌倉では、1軒の農家さんがたくさんの種類の野菜を作るのは自然な流れでした。そのため市場に並ぶ野菜の種類も豊富でとてもカラフル。

西洋野菜の生産もいち早く始めた農家さんが多く集まるレンバイへは、昔から料理人も多く買い物に訪れていたとのこと。
料理人からの珍しい野菜へのニーズが、さらにレンバイの農家さん同士を切磋琢磨させ、カラフルで種類豊富な今日の鎌倉野菜のクオリティの高さやバラエティの豊かさに繋がっているとおっしゃっていました。

農家、料理人、生活者、レンバイを利用するそれぞれの立場で支え合い、80年以上に渡り続いてきた鎌倉の食コミュニティ。鎌倉のに住む人々の食への高い関心が、今もなお、レンバイがほぼ1年中休まずに美味しい野菜を出し続けている理由なのだと感じました。

取材に行くまでは伝統的なブランド野菜としてのイメージが強かった鎌倉野菜ですが、鎌倉の生活の中に根付いた、まさに季節を感じられる「美味しい地元の野菜」だったのです。

地域の食を取り巻く有機的な関係が育んできた「鎌倉野菜」。目にする機会があったらぜひ、手にとってみてはいかがでしょうか。

鎌倉野菜の美味しさに迫る

こだわりの野菜を使ったレストランやカフェのメニューなど、都内でも目にすることが多く、伝統的なブランド野菜としてのイメージが強い「鎌倉野菜」。
東京から電車で1時間程度の距離でありながら、種類も豊富で力強い野菜を育む鎌倉の地に一体どんな秘密があるのか、都内のシェフたちが魅せられる野菜の魅力はなんなのか、鎌倉野菜の本質を探るべく鎌倉に行ってきました。

市民に愛される地元の台所

今回訪ねたのは、鎌倉野菜を中心となって盛り上げてきた農家さんたちが集まる、鎌倉市民の台所的存在「鎌倉市農協連即売所(通称:レンバイ)」。ここで扱う全ての野菜が鎌倉野菜として認定されています。
鎌倉の駅前から鶴岡八幡宮の参道へ出て、由比ヶ浜に向かって5分ほど歩くと見えてくる市場には、朝8時にはその日の担当農家さんが揃い、すでにお客さんもいっぱいで活気に溢れた声が聞こえていました。中に入ると観光客の数はあまり多くなく、目立つのはプロの料理人らしき方や主婦の方ばかり。地元の方に愛されているのがよくわかります。

レンバイの組合長である内海昭浩さんにお話しをお伺いすると、内海さんをはじめ、この市場の農家さんたちはみなさん、2代、3代と親子、孫の世代までレンバイに野菜を出し続けている農家さんなのだそうです。また、お店側だけでなくお客さんも、親子3代で買い物に来てくれている方もいらっしゃるのだとか。
そうした常連さんとの会話の中で野菜の新しい食べ方や料理のしかたを教えてもらうこともあるとのこと。レンバイはそうした地元鎌倉の方に支えられて来たのだと語る内海さん。

鎌倉の四季を伝え続ける80年

レンバイの発足は昭和3年。鎌倉在住の農家さんがそれぞれで引き売りをしていたところ、外国人牧師から「ヨーロッパでは、農家が自分で生産した野菜を決まった場所で直接消費者に販売している」という話を聞いたのをきっかけに、鶴岡八幡宮の参道付近で野菜の直売を行なったのが始まりだったそうです。

その後、何度か移転を繰り返して現在の場所に収まるまでに、生産者の方も息子さん、お孫さんへと代替わりしました。

発足当時、鎌倉市、横浜市という現在の行政区がなかく、当時から出店している旧鎌倉郡(現在の鎌倉市内と横浜市長尾台町)の地域の農家さんで今も運営されています。

また、現在、レンバイで野菜を販売する組合員のみなさんは鎌倉ブランド会議(※1)に登録されていて、鎌倉市が認定する「鎌倉やさい」(※2)ブランドの守り手の一人。

取材に伺ったのはちょうど鎌倉にもホタルが飛び始める蒸し暑い夏のはじめの日。時を同じくして鎌倉ではトマトやズッキーニなどの夏野菜も採れ始めていました。
レンバイでは、鎌倉でできた旬の新鮮な野菜を並べているという内海さん。市場に並ぶ野菜を通じて、こうした鎌倉の四季の変化を感じてもらうことを何よりも大事にされているのがお話しの中からも伝わってきました。

※1 鎌倉市内と横浜市長尾台町で生産される「鎌倉やさい」という農産物のブランド化を計る為に平成5年に発足した団体。現在71軒の農家が登録している。
※2 鎌倉市内と横浜市長尾台町で71軒の農家により生産される野菜として平成23年に商標登録された地域ブランド。

鎌倉の食コミュニティが育てる市場

地元の料理人の方の中には、特に買い物をする必要がない日でもレンバイには立ち寄るようにして、旬の野菜をチェックしたり生産者の方と情報交換をしたりするという方もいらっしゃいました。

一年を通じて、毎日同じものを食べるのではなく、四季によって変化する野菜の味わいや種類からも、鎌倉の季節を感じてもらいたい。そう願う農家さんの想いは、料理人の方にもしっかりと伝わり、料理としてお客さんの口まで届いていることが伝わってきます。

もともと、直売により農家さんが生計を立てていた鎌倉では、1軒の農家さんがたくさんの種類の野菜を作るのは自然な流れでした。そのため市場に並ぶ野菜の種類も豊富でとてもカラフル。

西洋野菜の生産もいち早く始めた農家さんが多く集まるレンバイへは、昔から料理人も多く買い物に訪れていたとのこと。
料理人からの珍しい野菜へのニーズが、さらにレンバイの農家さん同士を切磋琢磨させ、カラフルで種類豊富な今日の鎌倉野菜のクオリティの高さやバラエティの豊かさに繋がっているとおっしゃっていました。

農家、料理人、生活者、レンバイを利用するそれぞれの立場で支え合い、80年以上に渡り続いてきた鎌倉の食コミュニティ。鎌倉のに住む人々の食への高い関心が、今もなお、レンバイがほぼ1年中休まずに美味しい野菜を出し続けている理由なのだと感じました。

取材に行くまでは伝統的なブランド野菜としてのイメージが強かった鎌倉野菜ですが、鎌倉の生活の中に根付いた、まさに季節を感じられる「美味しい地元の野菜」だったのです。

地域の食を取り巻く有機的な関係が育んできた「鎌倉野菜」。目にする機会があったらぜひ、手にとってみてはいかがでしょうか。

未成年の飲酒は法律で禁止されています。